涼宮ハルヒの消失
文庫版は最高傑作と言われていたが、劇場版もよくできていると思う。予想の斜め上を行く展開の数々に3時間近い長さも苦にならない。キョンの自問自答によってアニメでありながら、第一級のミステリー小説を読んでいるような感覚。TVシリーズでは無機質だった長門が、あんなに愛しくなるとは・・。


踊る大走査線3
映画化するたびに質が落ちている。初期の頃のような上層部との確執もないし、レベルの低いテロで拍子抜け。時代は完全に「相棒」なので、織田裕二が全く乗り気でなかったのがわかる。

攻殻機動隊SAC the laughing man
内容詰め込み過ぎでかなり複雑。2クール24話の只でさえ内容の濃いストーリーを2時間強に圧縮するのは、やはり無理があった。要するに政府の陰謀によって抹殺された特効薬ワクチンの復讐劇か