借りぐらしのアリエッティ
ジブリが得意とする奪還・救出ものはワクワクする。ラピュタではシータを、ナウシカでは蟲を、もののけ姫ではシシ神。そして本作では小人の母さん。人間と小人がスケールの違いを克服して共同戦線を張るのが後半のクライマックスだろう。しかし、舞台は結局、家と床下、その庭程度と広くない。しかし、その分、少年と小人少女のふれあいを豊かに描いており、ひと夏の奇異な思い出といった感じ。


ソーシャルネットワーク
最年少億万長者となった青年のフェイスブック開発と訴訟の記録。確かに世界中の人間を繋げるこのシステムは画期的なのかもしれないが、マネーゲームの臭いがして仕方がない。マイクロソフトのビル・ゲイツにしても、ソフトバンクの孫にしても物を造って、販売して金を得てきたのに対し、出会い系サイトのようなフェイスブックで巨額な資産を得てしまうのは、時代の流れかもしれないが何か納得いかないものがある。

シャーロック・ホームズ
文系なはずの名探偵ホームズが地下格闘場でタイマン勝負はするわ、浮浪者の変装はするわでかなりのイメチェンで、興味を失いかけたが、ずば抜けた洞察眼と行動力は惹かれるものがあった。しかし、肝心の敵がトリックに出てくるようなエセ手品師でいまいち推理物という感じはしない。次作はモリアーティ教授が出てきそうなので、今回はフリということか・・