帰宅が遅くなったので外には出ず、試しにリビングで練習してみた。1m×4mくらいの場所を空け、ひょうたん滑り、スウィズルをやってみた。その前に、まず驚いたことは止まっていても普通に立てていることである。おとついは滑っているときはまだしも、停止状態ではふらついてしかたなかったものだが、今日はいきなり安定している。別に前傾を意識せずとも、直立状態で停止できている。
これは何気に凄いことである。スケートの場合、ちょっとしたバランスの変化で前にも後ろにも滑り出してしまう。バランスを取るために手を振り回すでもなく、不安定なはずの直立状態でもコマが滑り出す前に体がフィードバックしているのである。感動した!新しいことに挑戦する楽しさを久々に味わった。スキーにしろ、スケートにしろバランスを会得するのが一番大事で難しいことだと思う。2日目の初っぱなで不意にできている。ある意味、自転車に初めて乗れた時の歓喜に近い。
ところで、肝心の
スウィズルだが、初めは前進より後退のほうがやりやすかった。前進ではどうしても開いた脚を閉めることがやっかいだった。どこの筋肉を使えばいいかよくわからない。しかし、これも膝を入れることでできた。万一を考え、自転車メットをかぶって小一時間ほど練習していたが、こける要素が全くなかった。いい気になって調子に乗ったときに痛い目をみるのは、スキーで体験しているので兜の緒(メットのストラップ)を締めていこう。