700×25c    ¥5,078×2本 Wiggle
クーポン割引 -¥1,220
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IRCチューブレス用タイヤレバー ¥950 ウエパー梅田
NOTUBE TIRE SEALANT(69ml) ¥380

一年以上前にチューブレス対応のカンパEURUS 2wayFit を買ったものの、パンク処理が不安でチューブレスタイヤ導入には二の足を踏んでいた。久しぶりに摩耗したミシュランPRO3 を交換すると、あまりに固くて嵌めにくい。チューブを挟んでダメにするわ、パナのタイヤレバーは曲がるわで散々だった。やはり、クリンチャーで2wayはあまりよろしくない。一気にチューブレスに興味が出てきた。初めてのチューブレスタイヤは、Kevlar-Protechによる耐パンク機能、耐久性・快適性を重視したユッチンソンインテンシブチューブレスを購入した。
プロトコル
・クリンチャータイヤを外し、パーツクリーナーでリムの汚れを落とし、EURUS付属チューブレス用バルブを嵌めた
・チューブレスタイヤの表面を中性洗剤を滴下した水で濡らし、片側のビードをリムに落とした
・シーラントを15ml程度、隙間からタイヤに流し込む(バルブから注入するなら、NOTUBEバルブやNOTUBE注射器が必要)
・石鹸水で濡らしながらバルブの反対から、もう片方のビードを入れていくが、やはり最後の20cmくらいが嵌らない
・まだハマっていない両端をチューブレス用レバーで固定し、真ん中をパナのプラレバーで一気に嵌めた
・両側のビードが嵌った後、再び石鹸水で濡らしながらタイヤを摘んでリムになじませた
・フロアポンプで、タイヤ限界の8barまで一気に注入!
・スキュアーを持ってホイールを回しながら、右に左に倒し、シーラントをよく行き渡らせる
・2時間ほどで8→5barまで低下。今度は、適正空気圧の6.5bar(体重≒70kg)まで入れると、翌日になっても空気圧低下はほとんどなかった。シーラントで塞がった?


センターはバリのようなラインが一本入る。サイドは模様のようなパターンが見られる(意味あるのか・・)


インプレ
振動吸収が良くて乗り心地がマイルド!!低圧によりグリップも上がったためか、安定感もある
これまで、PRO3に7bar(体重≒70kgなら7.5barが適性)入れて走っていた。軽さや爽快感は素晴らしいものの、常に路面からの振動を受けていた。特に峠ではさらに路面状況が悪いことが少なくなく、下りきったころには全身ガタガタである。
今回、チューブレスに6.5bar入れて走ったが、この圧倒的な衝撃緩和はクリンチャーでは4barくらいでないと実現できないだろう。それが、チューブレスではシルキーな快適性を維持したまま、走行性能はこれまでとほとんど変わらない。 強いて言えば、トップスピードまでの加速が鈍った感じはするが、レースでもなしそこまで必死こいて走る機会はほとんどない。それより、煩わしい振動が激減することでストレスが減り、よりツーリングを楽しめるだろう。フレームやホイールが受ける衝撃も減って、製品寿命も伸びそうだ。さすがにこれを一度体験したら、カチカチ・キンキンのクリンチャーには戻れない。