NOTUBES TIRE SEALANT(59ml) ¥380 × 2個 ウエムラパーツ梅田
NOTUBES UNIVERSAL VALVE  ¥1,430

ロードバイクのチューブレス化 があまりに素晴らしいので、29erMTB で履いている700×35Cのシュワルベ・サミースリック もチューブレス化してみた。このタイヤはチューブレス化に対応していないので、自己責任で。
チューブレス化には、NOTUBESリムテープ、シーラント、チューブレス用バルブを必要とする。NOTUBESリムテープが売ってなかったが、スポーク穴からの空気漏れを防げればいいので、普通のリムテープの上からセロハンテープを2重に巻いた。そして、チューブレス用バルブを取り付けた


石鹸水で濡らしながらタイヤを嵌めた後、シーラントを50mlほど注入した。フロアポンプで空気を入れると、リムとタイヤの嵌合部から盛大に空気が漏れる。やはり無理か・・と諦めかけていたが、次第にポンプの気圧メーターが上がってきた。しかし、今度はタイヤサイドおよび嵌合部全周から、シーラントが泡々になって溢れてきた。


3~4barほど入れては抜けて・・を繰り返し、たまにホイールを回してシーラントを行き渡らせる。翌日、シーラントの泡も収まり、2barで空気漏れも止まった。
走行で空気圧をどうするか。入れすぎるとタイヤが爆発しそうだし、低いと段差の衝撃でビードがズレてタイヤが外れる。そこで、限界手前の5barまで入れた。

インプレ
今回は体重の影響が少なく、サスで大きな衝撃は吸収する前輪のみチューブレス化のテストであったが、それでも今までとは一線を画する走りの軽さと乗り心地!重く分厚いチューブがどれほど走行を邪魔しているのか思い知らされた。
35Cのエアボリュームといえど、これまでチューブドでは多少の振動は受けていた。いくら高性能なFサスでも、細かい振動までいちいち吸収しない。今回、チューブレス化で軽く30kmほど走ってみたが、細かい振動はほぼ吸収された。Fサスが軽く動く程度の段差を乗り降りしてみても、明らかに滑らか。さらに、加速性・巡航速度が大幅アップ!チューブがなくなることによるリム回り重量減少の効果を体感できた。翌日になっても空気圧はほとんど減らなくなり、多少の振動で完全にシーラントで埋まったようだ。これなら実用にも耐えそう。もう少し様子を見てリアも試すかな

追記:ダート耐久テスト
もはや舗装路は何100km走ってもビクともしない。さらに剣山スーパー林道のダートを60kmほど走ったが、低圧にしても問題なく走れた(リアはチューブドブロックタイヤだが)。さすがに、これ以上に荒れた林道やシングルトラックでは使いたくないが・・


追記:リアのチューブレス化
林道用ホイールを購入した ので、デフォのホイールはサミースリックで街乗りに特化。前後輪チューブレス化で、より快適で軽快に走れた。タイヤを替えることで、街乗りでもダートでも思う存分走れ、29erは面白い汎用自転車だ!