スキーのシーズンも終わり、久々にMTBの様子をみた。リアタイヤはそれなりにエアボリュームを維持しているが、フロントはパンクしたように底付きしている。水に沈めてチェックすると、バルブ付近から気泡がポツポツ出ている。ラジオペンチで締め付けると、さらに気泡発生 これはやってしまった・・と瞬時に悟った
バルブはMTB付属のTL対応カーボンホイール、ROVAL純正品だが、購入時から気になることがあった。バルブのリム面パッキンが汎用的なテーパー状ではなく、リム曲面にフィットするようエッジが削げたフラット形状


パッキンの気密性や剛性が不安だったが、意外にも機嫌よくエア漏れしなかった。どうやら締め付けることで適度に潰れてリムにフィットするようだ。しかし、たまにバルブのグラつきが気になり、ペンチで増し締めしていた。積年の負荷や劣化で徐々にパッキンが変形し気密性が低下していたのだろう。最後は限界まで締め上げて、引導を渡してしまった。実際、摘出したパッキンはいびつに潰れていた
今後の対策は2つ。他社のバルブに替えるか? パッキン周りを弄るか?
取り合えず、純正バルブはもう1つある。リアタイヤは半年近く経ってもエアを維持しているので、バルブのデキは良い。ROVALの名誉のために、バルブの欠陥ではないことを述べておく。原因は私がペンチで鬼のように締めすぎたことだ。
そこで、ホームセンターでゴムパッキン(内Φ5㎜-外Φ10㎜、厚さ2㎜)を買った。それをリムとバルブ固定ネジの間に挟んだ。


これで期待できる効果は2つ。1つは、締め付けの負荷をゴムパッキンにも分散させ、バルブパッキンのストレスを緩和すること。これまではネジとリムの間に何も無かったので、バルブに力が集中していた。もう1つは、ネジとリムの間にゴムを挟むことで、リム面の保護になる これまで金属ネジによってカーボンリム表面が擦れていた。バルブ穴が空いているうえに、さらに傷がついてリムの強度維持に良くないと前から気になっていた。新品交換なので当たり前だが、2日経っても機嫌よくエア保持している

総括
要するに、親の仇のようにバカみたいにネジを締め上げない!ネジ下に挟んだゴムパッキンにより、多少締め上げても負荷分散してくれる。可塑性が高そうな純正バルブパッキンもゴムパッキンに替えようかと思ったが、今回は様子見。安価な汎用ゴムパッキンから気密性が高く、丈夫なバルブパッキンを設計してみるのも面白そうだ。
何事もトライアル&エラー、マージナルゲインである。