神代欅一枚板 205×55×5㌢ ¥25,000
鉄脚 35×40×2㌢ ¥9,000 
蜜蝋ワックス(FOREST)100g ¥785

以前にベッドフレームを自作したのを機に、DIYに興味が出てきた。今回は、一枚板のテーブルを作ってみた。
幅50㌢、長さ1mのテーブルが欲しいので、手頃サイズの板をヤフオクで探していた。すると、見事な逸品を発見!ほぼキズなし耳(ゴツゴツした表皮部分)あり、木目も美しい。しかし、長さが2mある・・。でも長ければ切ればいいのである。幅は十分あるのだから。素材は、数百~数千年も地中に埋もれていた貴重な神代欅。これが市販の脚付き完成品なら何十万もするだろうが、自作なら4万もかからない。 


電子丸ノコや電動サンダー、電気ドリルなど木工用電動工具も揃えようかと調べていたが、やはり高価。さらに音がデカい、すぐ壊れたなどのレビューもありモチベーションが下がる。時間はかかるが、経費削減と筋トレを兼ねて、地道に鋸とヤスリで加工していった。
勿体ない気がしてきたが、届いた木材を半分に切断する。残りは今度、ラックでも作ろう。角材と鉄クランプで簡易ソーガイドを構築。緻密で堅く分厚い欅材を切断するのに2時間以上かかったが、ガイドのおかげで真っ直ぐ切れた。残念ながら、深さ2~3㌢、長さ50㌢以上に渡って虫食い痕がありノミと鉄ヤスリで取り除くのに最も手間がかかった。そして、磨きである。部屋でかけると粉塵で大変なことになるので、#40~1500やすりを4つほど順にベランダでかけた。脚の取付けに、Φ5㍉木ネジ下穴を空けるが、キリでは話にならない。手回しドリルとドリルビットを手に入れ、鉄脚を取り付けると、いよいよサマになってきた
ラストは表面処理だ。主にウレタン塗装とオイル塗布があるらしい。ウレタン塗装は、透明で堅牢な被膜を形成するが、それゆえ損傷・劣化などの修復は困難。対して、オイル塗布は水を弾くワックスコーティングで、ある程度の汚れ防止と表面保護ができるが耐久性が低く、塗り直しや磨き直しのメンテが欠かせない。しかし、汚れや損傷をサンドペーパーとワクシングで何十年でも維持・補修できる。自作なら、無垢木の風合いを感じられるオイル塗布一択でしょ。アマゾンで千円もしない蜜蝋ワックスは、アマニ油配合の天然成分由来の淡黄色ペースト。臭い少なく、べたつき・油移りもなくお手軽。テーブルはシットリ感ある手触り、重厚な色合いに仕上がった


半分にした板のどちらにするか、あえてクラック入り木目がうねった方を選んだ。趣がある


総括
大量生産、デフレの時代にあって、集積材にプリント化粧板を張った安価な家具が少なくない。そして私も、そんな製品に何とも思わなかった。しかし、簡単なテーブル1つでも、自分で作ったものは愛着が生まれる。しかも、存在感ある一枚板の逸品でも、自作ならお手頃価格で手に入れることができる。