レーダークルーズコントロール(Adaptive Cruise Control:ACC)とは、レーダー・光学センサーの対象物検知による自動運転機能である。夢のシステムだが、現状は高速道路・自動車専用道に限られる。しかも、あくまで運転アシストなので、自己責任での利用である。


ハンドル右下レバー先端のスイッチを押して、レバー倒すと作動する。設定速度維持、前車追従(減速&加速)、キープレーン(ハンドル制御)により、時速100㎞でも基本的に運転操作は不要。高速度を維持しながら、カーブに沿って自動でハンドルが切れていく様には感動した もはや自動運転レベル3に達しているはずだが、これでもレベル2で全責任はドライバーにある。ハンドルから手を放していると警告される。すでに自動車メーカーは、レベル3実験を2年以上前に完了している。


安全性が高まったのは間違いない。運転が楽になるかと言われると、まだ何とも言えない。全責任は我にあり、ACCが100%信用できない現状では自分で運転すべき。しかし、せっかくのACCなので車に任せたい気持ちもある。注意事項に「視界不良や急カーブではACC解除します」とある。急カーブでいきなり「you have control」と言われるのか? 怖すぎだろ。勝手に動いているハンドルを握りながら、自分で動かしていいのか、任せてもいいのかモチベーションが定まらない
結果、走行車線をマタ~リ走るときは、ほぼACC任せ。勿論、ハンドル握って安全確認は怠らない。追い越し車線では、アグレッシブに自力操作である。

総括
ACCは安全性を飛躍的に高めるシステムだ。事故率の低減にも大いに貢献するだろう。しかし、運転の楽しさとは対極の存在である。カーナビによって、自分がどこを走っているかも分からない白痴になったように、ACCの進化は運転技能の低下に拍車をかけるだろう。
まだ過渡期のこのシステムに過信は禁物であり、あくまで運転補助であることを忘れてはならない。整備が行き届いた高速道の自動運転でも完璧ではない。完全自動運転には車の高度電脳化だけではなく、道路にも誘導ビーコンのような支援設備が必要な気がする。もうすぐ一般道での自動運転実現!トラック・タクシードライバー廃業とか絵空事を語っているが、現状からは程遠い。どこまでが道かも分からないような荒れた山道、白一色の雪道、前の車さえ見えない豪雨・大雪とか、車任せで走れるとか考えられない。一般道での完全自動運転など100年経っても無理な気がする。