先月から、この団体に寄付を始めた。恥ずかしいほどの少額だが・・
1971年にフランスで発足したこの団体は、今すぐ助けを必要としている国へ赴き医療活動を展開する。阪神淡路大震災や東日本大震災でも救援に駆け付けてくれた。


ただでさえ医療には金がかかる。さらに地球規模で飛び回るための経費など想像すらできない。しかし、驚くべきことに活動資金の96%は一般人からの善意の寄付によって支えられている。国の枠を超え、自由に人道支援を行うためには、特定の国家や企業のしがらみがあってはならないという。自由を行使するためには、いばらの道を歩まねばならないのか。医師やロジスティックス部隊は、銃弾飛び交う戦地であろうと天変地異の被災地だろうと、致死性ウイルスが蔓延する感染地帯だろうと命を惜しまずやって来る。そこに助けを必要とする者がいるから。
たとえ資金が底を尽こうと彼らは私財を投げ売ってでも活動をやめないだろうが、この崇高な志を絶やしてはならない。私は共に最前線に赴いて救援を手助けする才能も勇気もないが、ささやかな金額ながら貢献したいと思った。金額の大小に関わらず、寄付者へ月間レポートがメールされる。半年ごとに活動報告書。希望者には分厚い年間レポート冊子が送られてくるらしいが、報告などネットで十分。製本する金で薬や包帯でも買ってくれ!
寄付をしてくれとは言わない。ただ何の見返りも望まず、無償の救助活動を命を惜しまずやっている集団がいることを知ってもらえれば。