ブラックグリーン Lサイズ ¥16,800(ウエパー本店)

もはや説明不要、OGKのセミエアロヘルメットR1。大人気すぎて、サイクリングに出るとこれを見ない日はないほど。今は第3世代まで出ているらしい。カラバリ増えただけだが。しかし、私の美的センスに適うのは、ブラックシェルにグリーンロゴが映える初代モデル。ウエパーで試着だけして、ネットで探そうと思っていた。ダメ元で聞いてみたら、「あるよ」っと奥から出てきた!なんという品揃えの豊富さ。もちろんフィット感抜群、想像していたより軽い。
以前ゼナードを購入した時は、その芸術的な造形が際立つパールホワイトを選んだ。エアロR1はそこまでデザイン性は感じないが、艶ありオールブラックは無難にカコイイ


リアの空力パーツがグリーンなのは目立っていいとしても、あご紐までグリーンなのはさすがに美的センスを疑う


インプレ
購入後涼しい夜風を受けながら自宅まで15㎞程度走っただけだが、額の蒸れが気になる。よく見たら、額のパッドが分厚く通気性なさそう。ゼナードのスペアパッドに交換。いつもの快適性に戻った。パッドだけでも売っているので、交換した方がよい。不快だったのは額だけで、側頭部や頭頂部は問題なし。それなりにベンチレーション効果は高いかも

上:分厚く通気性の悪いエアロR1の額パッド。下:通気口もあるメッシュ地のゼナードの額パッド。値段に比例して、パッドの品質も雲泥の差


付属バイザーは意外にクリアで、サングラスとは異なる開放感。顔面とのクリアランス広めで、むしろサングラスより蒸れにくい印象。逆にゴミが目に入りそうで不安。薄くスモークがかかっているが暗くならず、ナイトランでも使える。予想外の効用としてバイザーメットは没入感が高くなり、これまでのメットにはなかった集中力・モチベーションUPを感じる。億劫になりがちの冬季走行の景気づけに有効なアイテムになりそう。
オプションバイザーは薄く、重量半分で追加購入するか大いに悩む。今使っているオークリーサングラスも気に入っている。サングラスの上から風防として、夜間の顔面保護としてクリアバイザーを選択するのもいいかも。冬の峠道とか目が冷えて、涙ボロボロ流しながら下っていたからな

追記
秋風涼しい平地、峠を100㎞ほど走ってみた。全力疾走で汗かきだすと、やはり額付近が蒸れる。しかし、たまに後頭部まで風が通り冷やされる感があった。時速40㎞以上の高速走行では確かにメットの抵抗が少ないような気がするが、短時間で失速するのであまり期待すべきではない。
結果として、半そで・レーパンで走れる気温ではゼナード。R1は冬専用になりそう