ランニングの走法は、フォアフット/ミッドフット/ヒールストライクの3パターンに分かれる。
ネットで調べ回ったが、どれが正解とかはなかった。自分に合った走法を試行錯誤するしかない
ちなみに空腹時に息があがらない程度で走ることで、脂肪燃焼が大いに期待できるらしい

~ヒールストライク編~
まず何の学習もせずビギナーがいきなりランニングを始め出すと、踵から着地するヒールストライクになるだろう。なぜなら、靴を履いて歩く場合、日本人はほとんど踵着地だから。※実は骨盤を意識することで歩きでもフォアフットができるのだが(下で説明)
5年くらい前、私もそこらに転がっていたスニーカーで踵着地しながらドタドタ走り回り、膝を傷めた。その後何度か回復しては挑戦したが、やはり10㎞前後で膝が痛み出し長続きしなかった。そして、走るのをやめた
(考察)体の前で着地し膝も伸びていたため、衝撃がまともに膝を直撃していた

~フォアフット編~
運動不足で健診結果が思わしくなかったので、またランニングを始めようと思い立った。しかし、膝痛のトラウマから今回は慎重だ。着地を体の真下、重心位置で行なうことで怪我を予防できるらしい。確かに一流マラソンランナーの走りを見ると、あの高速でも着地は体の前ではなく真下だった。つま先~母指球辺りで着地するフォアフットは人類最速のアフリカ勢含め、全ての動物に共通する走法である。
前足部着地を意識すると確かに膝に負担はかからない。しかし、今度は踵や踝の下あたりが痛み出すことがあった。慣れだと思って累計200㎞ほど走ってきたが、やはり20㎞前後になると超低速でも痛み出す。それに足指にマメもできた。
ランニングが健康になるか不健康になるかの距離基準は20~30㎞と言われている。フルマラソンはほとんどの人間にはレッドゾーンである。フォアフットで遅いながらも20㎞以上走れるようになってイイ気になっていたが、久々にナイキの厚底からOnのシューズに替えて走るとソールが硬い。ビンビン衝撃が突き上げてくる。そして5㎞もせずにふくらはぎが張り、踵も痛い・・。帰宅するころには8㎞超えていたが翌日もアキレス腱が痛い。半年前までOnで普通に10㎞は走っていたのに、ナイキの厚底で足が退化したのか?これまで200㎞以上フォアフットで走ってきたのに、靴替えたくらいで全く走れない。結局は靴任せ、根本的に走りがマズい。
(考察)つま先から着地するのがフォアフットの本来の趣旨ではない。骨盤を立て体幹から前傾させないと足首を痛めるのであるが、そこまで高度なことはできていなかった。

~ミッドフット編~
全快したので今日も20㎞ほど走ったが、フォアフットはやめた。つま先着地は腱に負担がかかり過ぎる。そこで土踏まず辺りで着地するミッドフットを試みた。いきなり走法を切り替えたのではなく、フォアフットで走っていてどうにもこうにも痛み出した時に中足部で着地すると楽なことは薄々気付いていた。それでもフォアフットこそ至高とこれまで信じていた。ミッドフットにしてまず気付いたのは上下動が少ない。フォアフットではつま先着地→踵接地で上下する。その衝撃の大半はアキレス腱が受けている。ミッドフットでは土踏まず着地で上下動は少なく、アキレス腱の負担が軽減した。しかし、今度は土踏まず~踵に鈍痛がする。結局根本的な解決には至っていない。ナイキの厚底が衝撃を吸収していただけで、フォームからうまく吸収できていない。

~骨盤から前傾姿勢を意識する~
マメができてナイキの厚底を封印した。すると、これまでのフォームの悪さから足の痛みが様々な箇所に出てきた。着地位置を変えたくらいの小手先の対策では衝撃吸収ができていないことを思い知った。悩んでいたところ、ネットで書いてあった骨盤を立てる、へそを引っ張られる意識をすることを思い出した。骨盤を立てる意識は難しいので、へそが引っ張られる感じに背筋を伸ばし、胸ではなく、お腹から前に出すように意識した。すると、脚がスムーズに前に出て走りが軽い!自然に身体が前に引っ張られる。着地が無意識にフォアフット~ミッドフットになる。何より着地の衝撃が襲って来ない。これまで足首だけで受けていた衝撃が、脚や腰まで分散し緩和している。さらに脚ではなく座骨から足を運ぶイメージで、腰の旋回や膝の持ち上げや足の跳ね上げがオートマチック。これが本来の人間の持つ走りなのかと感動すら覚える。無限にどこまでも走れるような全能感。走ることは想像以上に複雑で面白い!